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卑彌呼21(神武東征と考古学3)

【森岡秀人氏の整理】
 最近の考古学の資料を基すると、高地性集落の年代は、どのように整理できるのでしょうか?
これについては、森岡秀人という研究家(どういう経歴の方か知らないのですが)が、「年輪年代法」などの新しい成果を取り入れたらしい資料を元に、つぎの五段階を提案しているそうです。
(インターネットで調べますと高地性集落の地図が出てきますが、それがどのような資料に基づいているのかが、私の力ではよく分かりませんので、ここでは取り入れていません)
〔第一段階〕
 時期:紀元前二世紀末〜前一世紀中頃
 地域:北九州・瀬戸内・大阪湾岸
〔第二段階〕
 時期:一世紀初頭
 地域:瀬戸内・近畿
〔第三段階〕
 時期:一世紀中頃〜二世紀前半
 地域:表六甲・紀伊北中部・大和南部
〔第四段階〕
 時期:二世紀後半〜三世紀初頭
 地域:淀川流域・南山城・近江・南河内・中国四国九州の要地
〔第五段階〕
 時期:三世紀前半〜
 地域:北陸・東国

 もし、神武東征が西紀0〜200年ごろとしますと、それは第二段階から第四段階のどこかに相当します。また『魏志倭人伝』の倭国の乱が150年から180年ごろとしますと、それは第四段階に相当します。

もっとも、『記紀』や『魏志倭人伝』などの文献からの年代推理も、かなりの幅がありますので、いずれにせよおおまかな事しか言えません。

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