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「三種の神器」の心2

[承前]

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 古くから言われる「三種の神器」とは、つぎの三種の神宝です。

「三種の神器」(サンシュノジンギ/みくさのかむたから)

「神鏡」=「八咫鏡」(やたのかがみ)
「神剣」=「草薙剣」(くさなぎのつるぎ)(はじめは「天叢雲剣」(あめのむらくものつるぎ)といわれた)
「神璽」=「八坂瓊勾玉」(やさかにのまがたま)(または「八坂瓊の五百箇御統」(やさかにのいおつみすまる)

 鏡と剣と勾玉は、古来日本民族が愛し崇敬してきた対象でしたが、とくに皇宮に永く継承されている「三種の神器」は、日本全体の祖神ともいうべき〈天照大神〉の時代に端を発し、それが現在まで――精神としても物としても――伝えられているものであり、日本の歴史において特別重要な意味をもっております。

 以下、物としての「三種の神器」についても述べますが、元来それは君民一体の日本民族の精神であり心のよりどころですので、その点は誤解なきようお願いいたします。

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