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「三種の神器」の心13

[承前]

〔六〕
 昭和三十年になって、崇敬者の寄付と《伊勢神宮》の古殿の用材によって、本殿の再建がなり、正式に遷宮して、現在にいたりました。

 戦後の混乱期には、米軍の神社への無理解によって、ほとんどの神社の鎮守の森が失われ、パリなど欧米の大都市に劣らなかった東京など大都市の緑地比率が、大幅に縮小してしまいました。
 もともと神道は諸宗教を超越した日本独自の習俗なので、神社の境内は、信教とは無関係に誰でも入れる場所であり、公園と同じ役目を果たしていたのですが、それが米軍の無理解によって潰されてしまったのです。
 また貴重な遺跡である奈良県の前方後円墳なども、米軍のブルドーザーによって壊されて倉庫などになり、 そのおりに出土した貴重品がゴミとして捨てられるという被害がたくさん出たそうです。

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