トップページ]>[歴史のページ]>[「三種の神器」の心]

「三種の神器」の心15

[承前]

 またもちろん、終戦直後には、アメリカの軍人が神域の神木を切り倒して遊ぶなど、危機がありました。
(注:はっきりはしませんが、何らかの形で「八咫鏡」の疎開を図った可能性もあると思います)

 戦後は、一宗教法人になってしまったために、やはり遷宮もままならず、緊急的に延期――本来は昭和二十五年の筈が昭和二十八年に延期――するなど苦しい時代がありましたが、熱心な人たちの協力で、やっとまともな姿に復旧しました。

 平成五年の式年遷宮においては、四百億円に近い史上最高額の浄財が集まり、そのため現在の《伊勢神宮》は空前の充実ぶりです。
 平成二十五年に予定されている第六十二回式年遷宮については、平成十六年四月五日に、天皇陛下より「御聴許」を賜って、北白川道久神宮大宮司において準備が進められることになりました。
 総額五百五十億円が試算されている大行事です。
 なお心配は金銭面だけではなく、特殊技能者の不足もあるし、檜のような用材にもあります。
 今回は社殿以外には代替材を考えているとのことです。

前ページへ 次ページへ


トップページ]>[歴史のページ]>[「三種の神器」の心]